私は、この春に東北工大建築学科卒業して、現在、仙台市内の構造設計事務所で働いています。今は、会社の先輩方から構造設計・計算の基本や耐震診断の進め方等を教えて頂きながら忙しい毎日を過ごしています。
大学時代は、船木研究室で、東北地方太平洋沖地震で被災した学校建物の被害調査結果に基づき、耐震診断の妥当性や耐震改修の効果について研究してきました。非常に難しい研究でしたが、仲間たちとの研究は私にとって貴重な体験であり、そこで得た知識と経験が今の仕事に生かされています。私は、この仕事で活躍できる幅を広げるために2級建築士を受験しました。仕事と並行しての受験勉強はとても大変でしたが、大学の講義で得た知識が助けとなって無事合格することができました。社会人２年目も、一つ一つの仕事をしっかり取り組み、一人の力で設計を進められるよう日々頑張りたいと思います。
