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震災復興支援「家族の肖像」フォトプロジェクト 写真展が一番町ロビーにて4月12日(金)~4月17日(水)まで開催されました。会期中多くの皆様にご観覧戴きまことにありがとうございました。


家族の肖像」写真展開催にあたって

 

東北工業大学工学部建築学科では、2011年3月11日の東日本大震災後、直ちに震災復興支援室を立ちあげ、被災地にある大学として地域に根ざした様々な支援活動を開始しました。それは、現在でも続いており、大学の教員のみならず、多くの学生が参加し地域との新たな絆を深めています。

今回ご覧いただく、「家族の肖像」写真展は学生が主体的に発案し亘理町、岩沼町の仮設住宅で活動した記録で、建築学科震災復興支援室が支援しつつ継続されてきたものです。

東日本大震災では、沿岸部の多くの地域でかけがえのないものが失われました。地域のコミュニティや家族の思い出の品々もその一つです。このプロジェクトは、仮設住宅に向けて何か支援していきたいという学生グループのディスカッションの過程で生まれたものです。家族の思い出の、よすがとなるものをつくり、そこから仮設住宅に人々の交流の輪が生まれ、新たなコミュニティづくりの助けになればという思いによるものでした。

一方で、この大震災では「家族」の絆、さまざまな人々の絆ということが叫ばれ、改めて人のつながりの大切さ、不思議さを実感させられました。多くの参加者からこのプロジェクトに対して、「家族の絆を感じた」「家族の宝物だ」「大事な家族の記録だ」「これまで家族の写真どころではなかった」などの声をいただきました。

私たちも、仮設住宅の皆様との交流の中で多くのことを学びました。何よりも、展示した写真に見られるように、それぞれの家族が、気高く、誇り高く、困難に笑顔で立ち向かう姿に心打たれました。

その姿を、皆様にもご覧いただければ幸いです。

 

東北工業大学工学部建築学科 震災復興支援室