建築学科の薛松濤教授(建築構造学)は、筑波にある独立行政法人建築研究所にて「若手リーダ研究者を育てるための国際地震工学コース」での講義の講師をつとめています。これは、JICAとの共同事業によるもので、薛教授は長年にわたり講師として招聘されて行っています。世界最先端の地震工学の知識を、地震国の若手研究者に英語で伝えるという、学術的な活動を通しての国際貢献と言えるでしょう。今年も、去る1月17日に「基礎構造」(Soil Foundation)の講義が行われました。4.5時間にわたる長丁場の英語による講義。今年の参加者はトルコ、エルサルバドル、インドネシア、ニカラグア、ペルー、バングラデシュからだったそうですが、大変好評のうちに終えました。