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大学卒業、大学院修了を迎えた4年生、修士2年生から東北工大建築学科での4年間の学びについてのひとことです。在学生に向けて、また高校生に向けて、そしてこれから先の自分自身に向けて、さまざまなメッセージを寄せてくれました。


 田中智美(たなか ともみ)

研究室: 船木研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県仙台高等学校
内定先: 株式会社COS設計(仙台)

「建築を学びたい」という気持ちだけで入学した私は、具体的に将来何がやりたいのか分かりませんでした。そんな私を大きく変えたのは、工大での4年間と東日本大震災です。

建築を学んでいる最中に経験した震災では、簡単に建物が倒壊してしまう事に衝撃を受けました。研究室は、興味を持っていた構造の勉強をより深めるため、また、震災の被害調査を行っていたことから船木研究室を選びました。私は研究で震災の被害調査を扱う研究を選択し、建物の被害写真とよく奮闘していました。調査は夜まで続くこともあり大変でしたが、作業後に飲んだアップルティーの美味しさは研究室での良い思い出です。

様々な経験をしたことで、私は建築構造に関係する仕事の一つである構造設計がやりたい事だと自分で気づく事ができました。4月から自分のやりたい仕事ができるのは工大で4年間大学生活を過ごしたからだと思います。4年間ありがとうございました。

船木研究室集合写真

研究室集合写真


相澤那樹(あいざわ ともき)

研究室: 許研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県仙台高等学校
内定先: 東北工業大学大学院(進学)

建築に浸った4年間。私が過ごした4年間はこの一言に尽きます。

私は普通高校からの進学でしたので大学で始めて建築を勉強し始めました。なかでも印象的だった授業が設計の授業です。自分の提案をエスキス担当の先生にぶつけ討論しながら建築を作り上げていく過程が新鮮であり面白かったです。また、苦手な分野もありなかでも構造系の授業は非常に難しく苦労しました。苦手な分野ではありましたが、構造が得意な友人たちに助けられ期末テストなどはクリアすることができました。研究室の配属では希望していたデザイン系には進まず環境系の研究室を選択しました。その理由として環境とデザインの融合した建築物を設計したく環境系の研究室に決めました。今後、建築を学ぶ人、後輩には広い視点を持ちさまざまなことに興味をもって建築を勉強していってほしいと思います。

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研究室の仲間とともに(卒業論文発表会あと)


大江博美(おおえ ひろみ)

研究室: 大沼研究室
出 身: 山形県
出身校: 山形県立楯岡高等学校
内定先: ウンノハウス(山形)

高校を卒業しこの大学に入学してから4年がたちました。気が付けば卒業です。

建築を学ぶことは驚きの連続でした。建築に必要な環境や材料を学び、そこを利用する人が快適に過ごせる空間を計画し実際に製作する。どれも今まで経験したことがない物ばかりで最初は戸惑ってばかりでした。課題の提出期限などもあり、毎日忙しい日々を過ごしました。だらし無い私が4年間やって来られたのも友人達のおかげだと思っています。大学生活において、切磋琢磨しあえる友人を持てたことは私にとって幸運なことでした。

4年間というのは長いようでとても短いです。だからこそ後輩の皆さんは、やりたいことにはどんどん挑戦してください。大学には専門の先生方もいますし、建築を語り合える仲間もいます。この環境は今しかありません。多くの経験を積むことは、社会に出ても必ず役立ちます。色々な経験をさせてくれた大学と先生方には感謝しています。春から社会に出ることになりますが、今まで以上に多くの経験をして学んでいきたいと思います。

京都で建築めぐり

京都で建築めぐり


 三浦さつき(みうら さつき)

研究室: 谷津研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県第三女子高等学校(現仙台三桜高校)
内定先: 松本純一郎設計事務所(仙台)

4年前に普通科から進学してきた私は「これからは自分の興味を持ったものを学べるから頑張ろう」と決意し入学しました。入学して間もないころの専門科目は工業高校出身の人との知識や技術の差を知り落胆したこともありましたが、4年間ある大学生活の中で多くのものを得よう、3年分の出遅れを取り戻そうという気持ちになりました。

大学は高校までと違い、自分の責任で行動することが多いですが、その分自由に使える時間も増えました。長期休みは特に長く、有効に使う方法を考え、私はアルバイトをし、貯めたお金で旅行に行きました。多くの建築を生で見てみたかったからです。写真やテレビでみるのとは全く違い、肌で感じることはとてもよい経験になりました。

4月からは設計事務所で働きます。自分の仕事に責任を持って、多くの人に喜んでもらえる建築づくりに携わっていけたらと思います。

広島旅行中 尾道 持光寺にて

広島旅行中 尾道 持光寺にて


佐々木翔太(ささき しょうた)

研究室: 沼野研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県石巻工業高等学校
内定先: 日本住宅株式会社(盛岡)

私の大学生活4年間を振り返ると、入学当初は、新しい環境に慣れるか不安でした。しかし、不安はすぐに消え、たくさん友達もでき毎日が楽しかったです。

2年生になり成人を迎え、新たな楽しみも出来たが、勉強の方でも徐々に課題が多くなり、締め切りに追われることも多々ありました。3年生でも毎週のように課題があり、徹夜は当たり前になっていました。

大学生活最後の4年生では、研究の毎日でしたが、研究室に集まってもなかなか始まらなく、コーヒー片手に雑談が始まり、気付けば日が落ちていたことも多々ありました。他愛もない話で盛り上がったことも、今となってはいい思い出です。研究しつつも思い出作り(遊び)には気を抜かず、たくさん思い出を作ることが出来ました。

この4年間、たくさんの事を経験し、学び、楽しむことが出来たのは親のお陰です。社会人として早く一人前になり、親孝行できるように頑張りたいと思います。

大学生活は、楽しんだ者勝ちです。

佐藤翔太

仲間とともに


新沼あゆみ(にいぬま あゆみ)

研究室: 新井研究室
出 身: 岩手県
出身校: 岩手県立大船渡高校
内定先: 大賀建設株式会社(さいたま市)

大学での4年間はあっという間でした。

友人たちとはお互いの研究室での活動や就職活動、課題について悩みやグチを言い合ったり、励まし合ったり、遊んだり、私が1人暮らしをしているアパートに泊まりに来てくれたりとても多くの時間を共有してきました。先生方にも大小様々な悩みや相談を聞いていただきました。その時、先生方から掛けていただいた言葉は今後の社会人生活に生かしていきたいと思います。また、今日の卒業まで新井先生にはお世話になりました。研究室での震災復興関連の活動では、専門家の方々や他大学の先生と学生さん、あすと長町仮設住宅での調査等で多くの人にお会いし、支援する側と支援受ける側の「震災復興」に対する熱意や思いに直接触れることができ視野が広がる経験をさせていただきました。

大学4年間で学んだこと、触れたこと、大変だったことは大切な思い出です。ありがとうございました。

ヨーロッパ研修旅行

2年生で行ったヨーロッパ研修旅行にて


佐藤すみれ(さとう すみれ)

研究室: 石井研究室
出 身: 岩手県
出身校: 一関学院高校
内定先: 東北工業大学大学院(進学)

「挑戦」により成長した4年間

4年前、私の大学生活は、新しい生活への期待と不安の両方で始まりました。そんな大学生活も気がつくともう卒業です。

振り返ってみると、長い時間のようで1年1年はあっという間に過ぎていったと感じています。この4年間、学習や課外活動から多くの貴重な体験をしてきました。その中でも特に4年生の秋に体験した台湾への2ヶ月間の留学では、留学しなければ出来ない貴重な経験をすることができました。留学を通して台湾ほか、世界中の友人も出来ました。私は、積極的に、そして意欲的に自分からしてみたいことに挑戦することで学習の範囲を広げきました。

春からは、大学院に進学します。自分にはまだまだ足りないところがたくさんあります。さらに多くのこと身につけたいと思っています。大学院でも何ごとにも挑戦してみる姿勢は変えず、さらに良い経験を積んで行きたいと思っています。最後に後輩のみなさんへ!人とは違う体験、経験をすることは大切なことです。何にでも意欲的に挑戦してみましょう。きっと充実した大学生活になると思いますし、そんな大学生活を送ってもらいたいなと思います。

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卒業設計作品の前で


犬石 蓮(いぬいし れん)

研究室: 堀研究室
出 身: 山形県
出身校: 山形県立上山明新館高等学校
内定先: 阿部和工務店(仙台)

私の4年間はとても有意義な時間でした。当初、私は普通科の高校から入学し、最初は建築の知識がなかったので授業について行けるのか不安がありました。しかし、授業は普通科から来た人にも分かるように丁寧に基本から教えて頂き戸惑うことなく、しっかり学ぶことができます。また、大学生活では沢山の友人と共に切磋琢磨し、楽しく勉学に励むことができる環境だと思います。自分の希望した構造系の研究室配属後は、摩擦ダンパーに関する研究に取り組み、実際に地震を再現できる振動台と試験体を使用し実験を行うことができ、他にも様々な事が体験できます。また、ここは考えさせられるのではなく自ら考え行動することを学べる場所でもあり、様々の事に臆することなくチャレンジしてほしいです。最後に、これから入学する上でいろいろ不安を抱くことがありますが、先生方が必ず力となってくれるので楽しみにしていてほしいです。

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狩野未帆(かりの みほ)

研究室: 福屋研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県仙台東高等学校
内定先: 株式会社アコースティックデザインシステム(東京)

私はこの4年間の大学生活において、様々な人や場所と積極的に関わることの豊かさを知りました。

大学1年生の時に経験した東日本大震災から、皆が被災地の復興を目指して様々な形で動き出し、多くの人が同じ目標に向かって共に頑張る中に自分も関わることができたことを誇りに思います。そのような活動を通して、他大学の人や建築業界で働く方々と関わることがき、自分の成長につながったと確信しています。大学生活において、この4年間のうちの早い段階で活動のきっかけをもらったことで、自ら挑戦することへの勇気にもつながりました。それは研究室選択や就職活動にも反映されています。

どうなりたいかという自分の気持ちと向き合い、素直に歩むことはとても難しいですが、大学での様々な経験が私を後押ししてくれました。この勢いをさらに高め、春からも精進したいと思います。

狩野

模型作製中 鈴木助教とのツーショット


伊達 由(だて ゆう)

研究室: 薛研究室
出 身: 山形県
出身校: 山形県立山形工業高等学校
内定先: 株式会社シェルター(山形県)

4年間の大学生活は長いようで短くあっという間でしたが、沢山の思い出が残り、本当に有意義なものになりました。東北工業大学の建築学科に入学して良かったと心から思っています。

大学生活を振り返ると楽しいことばかりではなく、辛くて逃げ出したくなるようなこともありました。そんなときに一番の支えとなってくれたのが友達です。辛いことも楽しいことも共有し、お互いに励まし合い頑張ることが出来ました。そんな彼らは私の人生の財産です。また、研究室では建築構造についてより専門的な内容を学ぶようになり、分からないことも多くて苦労しましたが、先生方や先輩方、仲間たちに助けられ本当に充実した日々を過ごすことが出来ました。ここで学んだことを活かして、これから精一杯頑張っていきたいと思います。

最後に親身になって指導してくださった先生方、先輩方、心の支えとなってくれた友達、本当にありがとうございました。

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仲間とともに


平間菜穂子(ひらま なおこ)

研究室: 最知研究室
出 身: 山形県
出身校: 山形県立山形北高等学校
内定先: 山形建設株式会社(山形)

東北工業大学建築学科に入学してから過ごした日々を振り返ると、あっという間の4年間だったと思います。

入学するまでは不安もありました。また、馴染のない専門科目に戸惑ったこともありますが、建築学科で学ぶものすべてが新鮮で楽しい時間でした。学年を重ねるうちに材料系に興味を持ちはじめ、研究室は材料研を選びました。私の研究室は、建築材料の中で特にコンクリートに関係あるものを研究テーマとしています。研究では、実験に使用するコンクリートを作製し、実験を行いデータの解析をしました。研究を進めていくなかで、大変だった時や苦労した時もありましたが、4年間の集大成ともいえる卒業論文を完成させることができました。この4年間で学んだことを生かし、社会人として頑張っていきたいと思います。

表面水率を調べている時

表面水率を調べている時


安倍 潤(あんべ じゅん)

研究室: 渡邉研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県仙台西高等学校
内定先: 阿部和工務店

大学とは多くのことを学べる場所ですが、何を学ぶか、どのように学ぶかは全て自己責任です。大学の4年間でどれだけのことを学ぶことができるかは、その人次第だと思います。

私はこの大学4年間で将来のきっかけを得ることができました。専門知識を学ぶこともできましたし、建築の学生として多くのことを学べました。1、2年生のころはまだ、自分が将来何をしたいのかを漠然としか分かりませんでしたが、3年生にまでにできるだけ多くのことを学んでおくことで、就職についていろいろ考えることができましたし、4年では就職活動に専念することができました。

その際には、研究室の先生や先輩方の人たちに大変お世話になり、かなり早い段階で就職を決めることができました。 後輩のみなさんは、大学に入学した目的を忘れず、何を学ぶのかを考えましょう。大学はとても楽しいところです。大学での生活を精一杯楽しんでください。

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仲間とともに


小西初穂(こにし はつほ)

研究室: 高橋研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城学院高等学校
内定先: 東北工業大学大学院(進学)

「受験を考えている高校生の皆さんへ」

私が東北工業大学を選んだ理由は、東北で建築をしっかり学べそうだったからです。

建築は「歴史・意匠(デザイン)」、「計画・設計」、「環境」、「材料・生産」、「構造」と5つの分野に分けられます。工大にはそれぞれ専門の教授が揃っているのですが、これは割と珍しいことなのだそうです。また他の多くの大学では1~2年生の内は教養科目を中心に勉強するのに対し、工大では早い時期から建築に関する専門科目を勉強します。学びたいことを学べるカリキュラムが特徴的です。

1年生の時から専門知識を勉強していくので自分は建築の何の分野に興味があるのか、どの研究室に進もうかと考える時間が多いというのも工大の魅力だと感じます。早い内から建築を多方面から学び、励むにはとても良い大学なのではないでしょうか。

研究室での様子

研究室での様子


外川 裕樹(そとかわ ゆうき)

研究室: 有川研究室
出 身: 青森県
出身校: 青森県立弘前工業高等学校
内定先: 三井住友建設株式会社(東京都)

私が、大学院への進学を決心した理由は、「多種の材料学について学びたい」と思った事がきっかけです。

学部在籍時には、「高強度・高靱性セメント複合材料の開発」、大学院在籍時には、「既存木造住宅の流通促進」へ取り組み、2つの材料学について学びました。大学内には、各分野においてプロフェッショナルな先生方がいらっしゃるので、私のように専門性の異なる建築について学べる事が大学の1つの魅力であると思います。また、大学院在籍時においては、研究を通して企業の方々と交流する機会があった為、就職後のイメージや社会の流れ等、今後に繋がる知識が学べ、研究室の醍醐味を実感する事が出来ました。勉学以外においても、研究室内で、新年会やお花見等、様々な行事があり、非常に充実した研究室生活を送る事が出来ました。

外川

卒業旅行にて


高橋 由佳(たかはし ゆか)

研究室: 薛研究室
出 身: 宮城県
出身校: 宮城県泉館山高等学校
内定先: 宮城県庁 東部土木事務所兼東部土木事務所登米地域事務所

「あっという間」、大学院の2年間はこの言葉に尽きると思います。

私が大学院へと進学するきっかけとなったのは、学部時代に行った震災時津波が住宅に及ぼした被害についての研究ですが、大学院の生活は研究の深化は勿論、授業や生活面、全てにおいてとても実りあるものでした。より専門的な知識が要求される授業が増すとともに、実務者を講師に招いての授業も多く、研究者を目指す人は勿論、高い専門知識を身につけ就職に繋げたい人にも十分な環境が整った学校であることがこの学校の魅力であり、特徴でもあると思います。

春から、私は石巻をはじめとする被災地の復興事業について県職員として精一杯取り組みたいと思います。大学で学んだ事をひとつでも多く活かし、10、20年後に「より良い宮城になった」と思われる復興を行うことが私の目標です。私は確固たる夢を持って入学したわけではありません。そのような人にもこの学校は夢を与えてくれると思います。

高橋

大学院の仲間たちと