第26回東北建築フォーラム
「復興まちづくりの土木・建築事業スキームと住民参画」
東日本大震災発生から早くも1年が経過した。この間、初期応急対応、瓦礫の撤去、仮設住宅建設、コミュニティ維持活動等々、土木・建築業界が果たした貢献は大きい。一方、土木・建築業界が支援し各自治体が策定した震災復興計画は、レベル1・レベル2減災という新しい考え方の適用をめぐり良くも悪くも多種多様となり、また未曾有の甚大・広域災害下にあってその実現性と有効性にやや疑問を感じるものも少なくない。そして被災住民からは今なお復興計画への疑義と要望が為されているのが現状であるように思われる。
本シンポジウムでは、土木行政・建築行政それぞれの立場から、震災直後・3か月後・半年後・現在・将来の取り組みを時系列でご報告いただくとともに、被災住民の意識や要望等の推移を報告し、復興まちづくりの土木・建築事業スキームと住民参画について、その到達点と課題を議論する場としたい。
日 時: 2012年3月28日, 13:30 – 16:30
場 所: 東北工業大学一番町ロビー (仙台市青葉区一番町1-3-1 ニッセイ仙台ビル4F)
主 催: 東北工業大学工学部建築学科・復興支援室
定 員: 40名(下記宛てに事前にお申込み下さい)
会 費: 無料
プログラム (司会:渡邉浩文・東北工業大学建築学科教授・同復興支援室長)
13:30~13:40 開会挨拶
谷津憲司・東北工業大学建築学科教授・学科長
谷津憲司・東北工業大学建築学科教授・学科長
13:40~14:10 報告① 千葉晃司・宮城県土木部復興まちづくり推進室室長
「宮城県の復興まちづくり計画について(仮)」
「宮城県の復興まちづくり計画について(仮)」
14:10~14:40 報告② 久坂斗了・女川町・UR都市機構震災復興支援室宮城震災復興支援事務所
「東日本大震災の被災地女川町に派遣されて―現状と課題」
「東日本大震災の被災地女川町に派遣されて―現状と課題」
14:50~15:15 報告③ 福屋粧子・東北工業大学建築学科講師・ArchAid発起人
「復興まちづくりへの被災住民参画について」
「復興まちづくりへの被災住民参画について」
15:15~15:40 報告④ 新井信幸・東北工業大学建築学科講師・仮設カスタマイズお助け隊
「復興に向けたコミュニティと創造力を育む仮設カスタマイズ」
「復興に向けたコミュニティと創造力を育む仮設カスタマイズ」
15:40~16:25 討 論 コーディネーター: 沼野夏生・東北工業大学建築学科教授・専攻主任
16:25~16:30 まとめ・閉会挨拶(渡邉浩文)
問い合わせ・参加申し込み
〒982-8577 仙台市太白区八木山香澄町35-1
東北工業大学工学部建築学科 サポートセンター(小関)
Tel: 022-305-3635, Fax:022-305-3601
E-mail:archsu@tohtech.ac.jp