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11月18日(日)の午後2時より、せんだいメディアテークの1階オープンスクエアにおいて建築家・藤本壮介氏(藤本壮介建築設計事務所主宰)の講演会が開催されました。この企画は本学科主催によるもので、同大学生のほか、広く高校生や一般の方に建築学や建築デザインの魅力を伝えることを目的とした同大学テクノフォーラムの一環として行われました。会場は、建築を学ぶ仙台や山形の大学生、高校生、一般の方々で用意した240席がすべて埋まる大盛況で、同氏の人気の高さがうかがえる講演会となりました。
前半の藤本氏のNature and Architecture と題された講演会では、自身の日本やフランスでのプロジェクトの解説を通して、秩序とカオス、内と外、プライベートとパブリック、自然と人工など一見矛盾し、対立しそうな要素を両立させるところに建築の価値があることと、その可能性を示しました。後半は同大OBで建築家の齋藤和哉氏(齋藤和哉建築設計事務所主宰)の解説と、「建築十問十答」と題した学生からの質問に藤本氏が答える形で会は進みました。
学生からの質問に対して、自身の学生時代のこと、歴史を学びその上に未来を切り拓くことの重要性、時間があれば自分の足で建物を見て回ることの大切さなどをメッセージとして伝えてくださいました。最後に、学生時代の同氏を知る東京大学名誉教授の長澤泰氏(建築計画)からは、真面目に、楽しそうに設計に打ち込む藤本氏の学生時代の姿が披露され、藤本氏が求める機能を超えて存在し得る人間の行動や心理にもとづく場や空間の設計のさらなる展開に対しての期待が述べられて、2時間半にわたる講演会は終了しました。
参加し、直接藤本氏に質問をした学生からは「質問を選んで頂いて直接聞くことができとても感動でした。藤本壮介さん考え方を知ることが出来とても貴重な経験でした。藤本さんの設計事務所の様な立派な会社に就職できる様に頑張ります」との感想が寄せられました。