このたび東北大学・佃悠 助教(主査)と本学科石井敏 教授(委員)とが共同応募して助成を得て実施(2017年)した「高齢者の自立的生活を支える共助型集合住宅に関する研究」の成果論文が研究・実践選奨に選出されました。住総研HP
去る6月28日に同賞の表彰式と受賞講演が東京で開催されました。
本研究は本学建築学専攻を修了した伊藤瑠都さん(2019.3修了)の修士論文での取り組みがその成果の中心をなしているものです。
一般財団法人 住総研は70年の歴史を持ち、総合的研究・実践並びに人材育成を推進し、その成果を広く社会に還元することで住生活の向上に資することを目的に活動して行く財団です。同財団は住関連分野における研究の発展や研究者の育成および支援の観点から、将来の「住生活の向上」に役立つ内容で、学術的に質が高く、社会的要請の強い又は先見性や発展性が期待できる研究もしくは、実践活動に対して助成しています。また同財団は、住まいに関する研究振興並びに実践活動の活性化に資することを目的として、『住総研 研究論文集・実践研究報告集』に掲載された論文の中から、優れた論文を毎年表彰しており、本年も3編の選奨が選出されたものです。