卒業論文/設計発表会が開催されました

2月8日(月)、9日(火)の2日間にわたって建築学科卒業研修発表会が開催されました。

今年は新型コロナウィルス感染拡大予防のため、報告会は4年生と教員のみ対面で行い、1年生から3年生まではオンラインでの参加となりました。

初日は、各系(構造、計画、歴史・意匠、材料、環境・設備)に分かれての論文発表、2日目は設計の発表が行われました。

今年は学内での研修が十分にできない状況でしたが、緊張感あふれる雰囲気の中、4年生はこれまで取り組んできた成果を研究論文や設計作品として発表し、各会場とも活発な質疑が交わされました。卒業設計の発表会では、日頃お世話になっている非常勤講師の先生方も参加下さいました。

2月26日(金)から3月3日(水)には、せんだいメディアテークで卒業制作展「tohtech建築学展 A・」が開催されます。

 

 

 

 

 

【卒業論文】
■新井研究室(計画系)
1.災害公営住宅の集会所における多様な活動が生み出すつながり(阿部健人・佐藤隆大)
2.集団移転コミュニティの復興過程と現状からみる復興のあり方に関する研究-大規模集団移転地域2地区の比較検証-(高橋亮太)
3.地方都市の空家活用にむけた地域活動拠点化の試行実験におけるアクションリサーチ(赤間千永未・松橋真里)
4.ストック活用型シェアアトリエの成立要件と社会的意義(宗片駿平)
5.障がい者の住まいとしてのシェアハウスの可能性についての研究(遠藤桐子)

■不破研究室(計画系)
1.宿場町の誕生とその後の開発履歴に見るまちの変遷とその実態に関する研究 ~仙台市青葉区愛子地区を対象に〜 (佐藤優磨)
2.農村地区の交流拠点と周辺環境に関する研究 〜農村部に立地する喫茶店・カフェの特性に着目して〜 (轟木ひな)
3.屋号からみた農村集落の空間構成とその変遷に関する研究(中沢奈菜)
4.郵便局風景印に描かれている要素の選定と要素間の距離から見る地域イメージ(森佑吏)
5.住宅地の街路境界部工作物の構成要素の実態と特性 ~宮城野区田子一丁目を対象として~ (打矢拓郎)
6.仙台東照宮門前町の敷地利用の変化と町並み景観の実態に関する研究(齋藤寛斗)
7.宮城県指定の有形文化財民家の維持管理と活用の実態 ~管理者へのヒアリングを通じて見えた現状と課題~ (庄子晃弘)
8.プロスポーツ事業により形成されるIT企業による企業城下町の研究(田澤大和)
9.道路による市街地形成の変遷とその現状分析 ~福島県伊達市霊山町掛田地区を対象として~ (原悠斗)
10.住宅ストックの活用・再生事業に着目する企業の沿革と事業内容に関する研究 ~仙台市内の企業を対象に~ (八巻大暉)

■石井研究室(計画系)
1.特別養護老人ホームの建て替えに伴う環境移行に関する研究 ~建て替え前後による入居者の行動と空間利用の様態~ (阿部晏菜・田村大斗)
2.地域密着型のユニット型特別養護老人ホームの平面計画に関する研究 ~既往研究データとの比較と他機能との複合状況の分析~ (今野月菜・佐藤あかり)
3.石巻市共助型復興公営住宅における共助と生活の実態に関する研究(中野亜美・佐々木拓海)
4.高齢者介護施設における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター発生の現状と課題(三上亜沙美)

■中村研究室(歴史・意匠系)
1.津軽家文書「御家中屋鋪建家図」からみた弘前城下町の武家屋敷 ~二階部分の建築形式に注目して~ (木内風搭)
2.青森県弘前市仲町伝統的建造物群保存地区における公開武家住宅の木工看板の制作(太齋里捺)
3.岩手県奥州市水沢の近代和風建築「旧安倍家住宅」について(横田薫)
4.涌谷要害屋敷本丸御殿の環境復元 -付属屋・庭園・内装について-(岡部孝晃・高橋謙太・八鍬友貴)
5.登米市登米町における歴史的建造物のオンライン型の活用 ~みやぎの明治村「とよま町中ミュージアム」のプロジェクト~(今野龍真)
6.登米市登米町「みやぎの明治村」伊新薬局のディスプレイ制作(宍戸千香)

■薛研究室(構造系)
1.鉄骨鉄筋コンクリート柱の形状変化による耐震性の研究 ~東北工業大学5号館を対象に~ (兼子太希・照井隆之介)
2.縦方向TMDの開発研究(井馬輝清・辻村宗大)
3.液体と球体を一体化したハイブリッド制振法についての研究(鈴木麻裕・渡邊秋音・森越美咲)
4.異なる解析方法による最大層間変形角の比較(岩渕明志人・鈴木康太・呂勇鋒)

■堀研究室(構造系)
1.高層免震建物を想定した地震波加振実験による地震動特性の影響の検討(庄司維吹・佐藤航大)
2.履歴型ダンパーの降伏力変化がもたらす高層免震建物の地震応答への影響(渡邉彰彦・矢作嘉大)
3.高層建築物に鉛直設置したオイルダンパーによる地震時全体曲げ変形制御における支持部材剛性の影響(青柳優太・千葉慎太郎)

■船木研究室(構造系)
1.鉄骨置屋根構造の振動応答特性(田巻澄空・桧山樹希也)
2.慣性質量効果を有する液流ダンパーを用いた多層骨組の振動台加振試験(毛利晴登・地道宏宜)
3.慣性質量効果を有する液流ダンパーを用いた多層骨組の振動応答解析(菅原大雅・河﨑海王)
4.拡底式あと施工アンカーの耐力特性に関する解析的研究(松岡澄弥・笠原義樹・守良規)
5.危険性自己発信型アンカーの開発(佐藤陸・黒澤幸盛)

■曹研究室(構造系)
1.物体検出技術を用いた道路標識の分布とマップ作成に関する研究(瀬川洋希・佐々木亮汰・安部大我・中澤碧)
2.AIを用いたGoogle Street Viewにおける物体検出の精度向上(戸井田拓真・佐藤伸明・高橋央行)
3.画像認識処理技術を用いた地震時のデータ収集(相澤匡耶・松尾晟汰)
4.CNC作品の形状による分析(鈴木尋斗)

■最知研究室(材料・生産系)
1.現存する組積造塀の損傷の実態について(小山内智哉・佐藤翔太)
2.組積造塀の改修・改善の実態について ~東日本大震災前後の比較~ (平優翔・小松円甫)
3.コンクリート表面気泡の分布特性に関する研究(小野圭一朗・山岡悠介・高橋知也・渡邉大誠)

■有川研究室(材料・生産系)
1.経年変化における木質仕上げの表面評価に関する研究 ~木材と擬木との印象の比較~ (菅原沙貴・高田拓巳・佐々木理乃・田場川菜奈)
2.公共文化施設のストックマネジメントに関する研究 ~宮城県美術館移転問題を事例として~ (下山昂大・森瑞希)
3.宮城県における震災後の住宅ストックに関する研究 ~今後のリフォーム市場の課題~ (鈴木拓真・高子侑馬)

■渡邉研究室(環境・設備系)
1.仙台市の都市気候実態調査2020(三浦康太・佐藤尚輝)
2.仙台都市域における気温長期測定結果の精査(本田晶大・小田島本気)
3.世界各都市の測定データによる気候変化分析(黄木大嘉・吉田大夢・佐藤裕太)
4.避難実験に基づく水害時に有効な避難支援の検討(高橋啓悟・高森秀真・高山創太)

■許研究室(環境・設備系)
1.ヒートパイプの集熱効果の向上に関する実測研究(南城力哉・赤間瑛仁)
2.水の蒸発効果を活用した涼風づくりに関する研究-ヘチマを用いた小型冷却装置の提案-(池田昂史・伊藤海翔・佐々木大志・佐藤幸紀)
3.BIM技術を活用した電気設備設計に関する研究-建築設備設計基準による計算結果との比較-(家木周平)
4.BIM技術を用いた給排水設備システムの設計に関する研究-その1 給水・給湯設備の設計-(小斎美穂)
5.BIM技術を用いた給排水設備システムの設計に関する研究-その2 排水設備の設計-(荒井僚太)
6.BIM技術を用いた熱負荷計算に関する研究 建築設備設計-基準による計算結果との比較-(本間汐流)
7.京都アニメーション第一スタジオ火災に関するシミュレーション研究-有毒ガス分布を考慮した避難行動の予測-(竹内友佐)

■大石研究室(環境・設備系)
1.行動心理変化に対する新型コロナウイルス「COVID-19」の影響(上村敬介・鈴木海斗・藤島一真・伊藤聖人)
2.施設周辺環境における苦なく歩ける要素の心理変化に関する研究(高橋蘭・佐藤せいか)
3.大学建物のゼロエネルギー化に向けた環境設計手法に関する研究(浅野目翔・大宮樹・山崎大河)
4.都市環境における視覚的な賑わいの印象形成に関する研究-東北地方における駅前空間を対象として-(荻原拓真)

 

【卒業設計】
■新井研究室
1.海辺の記憶の継承と新たな風景づくり 荒浜跡地利活用計画(身崎直人)

■有川研究室
1.人と町をつなぐ ~地域活性化+空き家問題の解消~ (工藤紘也)

■石井研究室
1.湯らり、癒す。 湯治と医療の複合型宿泊施設(佐藤康平)
2.現代城郭の形成(田中俊太朗)
3.感情のソケット ビル型の複合施設(阿部泰成)

■竹内研究室
1.敷地境界から考える 郊外受託地更新計画(今野琢音)
2.”ただいま”と”おかえり”を 子どもが社会と接続するための商店街(今野隆哉)
3.繋がりを作る近隣住宅(佐藤舜)
4.みじかな働き(伊藤憲太郎)
5.都市の居場所 都市部に建つビル型立体公園の設計(熊田慎吾)
6.コミュニティ×バルコニー(鈴木空民)
7.飛島物語 新たな生活と最後の場(松本直己)
8.Cozy Corner 地域に寄り添い合う憩いの場(岩崎貴大)
9.心温める「もの」(上明戸駿英)

■中村研究室
1.灰色の町屋 -伝統的建具と創造性-(杉山真聖)
2.歳時記の学び舎 ~詩歌のまち盛岡における文学要素を組み込んだこども園~(立花莉乃)

■福屋研究室
1.丸森自然の中へ サイクリングによる自然の再認識(奈良岡咲希)
2.A=A’(山崎健太郎)
3.七十二候~季節を感じる 七十二の記憶~(若杉玲来)
4.visible invisible(阿部友希)
5.歪む水平線 遮蔽縁によるシークエンスの設計手法および設計提案(小山田陽太)
6.都市の者(物)との繋がり(杉澤圭)
7.海洋都市計画2100 「陸」から「海」への移住(鈴木佳祐)
8.アジール 駅前百貨店跡地計画(武田亮)
9.ホースピス どんな場所、空間で最期を生きたいか(古内一成)
10.MOON BASE(鞠子楊太郎)

■渡邉研究室
1.山村廃校校舎の伝統文化&交流施設への現代的再生 サスティナブルな建築の実践(陳阿青)

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