民家再生活用ワーキンググループでは、4月から2年目の活動が楽しく始まっています!
2016年度は、主に以下の2つのワークショップを実施予定です。
ひとつは、仙台市近郊に現存する国指定重要文化財の農家「洞口家住宅」の利活用を目的に、江戸時代の茅葺き民家の空間体験ワークショップの企画・実施に携わらさせていただくことになっています。昨年度は、農家景観の模型制作を行いました(模型完成後のスライドショウ:Facebookより)。2016年度の第1弾企画は、地元の里山の竹を利用した「竹灯篭」ワークショップです。
もうひとつは、宮城県で唯一の重要伝統的建造物群保存地区の村田町での取り組みです。題して、「「豪農の館」のお掃除体験と実測調査」ワークショップです。
ここでは、5月22日に開催した、同ワークショップの様子をご報告いたします。
民家との対峙
午前中はまちはずれにある、とある民家でお掃除体験をしました。この民家は、旧真壁家という大屋敷で「豪農の館」と呼ばれる町の施設です。
今回は初回見学ということもあり、簡単なお掃除体験にとどまりましたが、次回以降は本格的な実測調査に取りかかります!
洞口家での実測練習はいきるでしょうか!?
昼食を旧真壁家でとったあと、バスで伝建地区まで移動しました。
ここでは、村田町役場の方や地域ボランティアの方から町に現存する建物のガイドをしていただきました。たっぷり一時間二種類の蔵を見て回ることができました。学生の学ぶ意欲のおかげか、普段は上がることのできないような場所までご案内いただき、ここでも貴重な体験ができました。
次回MSKWGは、5月28日:洞口家での竹灯篭WSです。
※ MSKWG=民家再生活用ワーキンググループ
※ 本プロジェクトに興味を持ってくれた、1年生から院生まで、約50名の学生がメンバー登録しています。