「建築入門」は、建築学部1年生全員を対象とした導入講義です。全14回の講義のうち、前半7回では全員が一つの教室に集まり、「大学で建築を学ぶ意義」や「課題への取り組み方」など、これから建築を学んでいくための基礎的な心構えについて学びます。
後半の7回は、学生がいくつかのグループに分かれ、それぞれの研究室の専門分野に基づいた演習に取り組みます。演習は、体験を通して建築の多様な側面に触れる貴重な機会です。
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構造系の薛松濤教授・堀則男教授のグループでは、「折り紙建築の強さ」について実験を通じて検証し、構造の原理を楽しく体験的に学びました。
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船木尚己教授・曹淼准教授のグループでは、「決められた本数のパスタを使って、できるだけ高いタワーを作る」という課題に取り組み、創意工夫と構造設計の基礎を体感しました。
材料系・設計/計画系・環境系など、他の分野で行われた演習についても、追ってご紹介いたします。