研究成果を磨く一歩 ― 学位論文中間審査会が開催されました

大学院博士前期課程2年生を対象とした学位論文・設計の中間審査会が開催されました。

来年1月の提出、そして2月に予定されている最終審査に向け、学生たちは現時点での研究成果や設計案を発表しました。

審査会では、専門分野の異なる多くの先生方から活発な質問や鋭い指摘、建設的な提案が寄せられました。学生たちはそのフィードバックをもとに、研究内容の磨き上げや設計の深化に取り組み、最終審査での完成度向上を目指します。

■ 発表学生の研究室およびテーマ(案)
1.地元大学生による既存ストックを活用した地域拠点創出活動の実態と所有者・地域に与える影響(不破研究室)
2.区画整理された都市の隙間空間に関する研究ー仙台市中心部を対象としてー(齋藤研究室)
3.新築戸建住宅の設計プロセスと住みこなしに関する研究-ライフステージによる家族構成の変化を対象として—(齋藤研究室)
4.耐力壁の構成が空間体験に与える影響の研究及び設計 ‐森を編む壁‐(齋藤研究室)
5.現代建築における建築とファッションに関する研究および設計(錦織研究室)
6.角地にみる都市構造の研究および設計 -仙台における建築と都市空間の関係性を通して(錦織研究室)
7.建築の更新可能性に関する研究及び設計(福屋研究室)
8.揺らぐ境界としての開閉装置-建具を超えた動的境界による可能性の研究及び設計-(福屋研究室)
9.象設計集団の公共建築における形態と言説の関係性の研究および設計(福屋研究室)
10.終わりを内包する建築の価値に関する研究および設計(福屋研究室)
11.大屋根リングにおけるホールライフカーボン評価~カスケード利用による環境負荷低減の検証~(有川研究室)
12.あと施工アンカーの性能低下に関する評価手法および危険性自己発信機構の提案(船木研究室)
13.建築設備設計におけるBIMソフトウェアの実用性に関する評価研究(許研究室)
14.BIMデータ連携の課題整理と効率化に向けた改善策の提案(許研究室)
15.学生の視点からみたBIM 教育のあり方に関する調査研究(許研究室)

本学では、実践的かつ独創的な研究活動を通じて、社会に貢献できる高度専門職業人の育成を目指しています。
最終審査で学生たちの研究がどのように結実するか、どうぞご期待ください。

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