見えない揺れで、建物の健康診断! ― 築120年の古民家に挑む(船木研究室) ―

船木研究室では、築120年の伝統的木造住宅(古民家)を対象に、常時微動測定を実施しています。

この建物は、2011年の東日本大震災において津波被害を受けました。現在、地域の人々が安心して集い、交流できる拠点として再生するための改修工事が進められています。

本研究では、建物に常時生じている人には感じられないほどの微小な振動(常時微動)を計測し、その観測データを解析することで、建物の振動特性や耐震性能を非破壊で評価しています。

特に、本研究では改修前・改修途中・改修後の各段階において継続的に常時微動測定を実施し、改修による建物の振動特性や耐震性能の変化を経時的に把握することを試みています。このように、歴史的建造物の改修プロセス全体を通して性能評価を行うことで、伝統的木造住宅の保存・再生技術の高度化や、安全で持続可能な利活用に貢献することを目指しています。

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