建築計画の研究室(山田研究室)で学び、卒業後も山田教授の下で研究と設計のお手伝いをさせて頂きました。現在は佐藤総合計画で公共建築を主体とした建築設計・監理及び企画の仕事をしています。
大学時代は同級生と設計コンペに参加したり、大学祭で仙台の建築や環境についての発表、展示をしたり、様々な活動を自主的にやっていました。大学3年の夏休みに同級生と京都・大阪・岡山・広島・福岡・佐世保・高千穂等を巡る建築を見て歩く旅に出ました。この旅が建築設計の道に進もうと思った切っ掛けとなりました。
2度目の東京勤務の後、仙台に戻った時に八木山キャンパス1号館のプロポーザルに当選し、工大の卒業生として母校の建物を設計する機会をいただきました。
建築は関係性が大事です。大学時代には仲間との連携、社会に出てからは多くの人との関わりや環境との連続が大切である事を実感致しています。連続、連結、そして連鎖が起こりうる環境をどのように構築するかにかかっていると言えます。
現在、工大の建築学科・大学院での「企画と設計」の講義を通し、工大と社会に出て学んだ事を少しでも後輩に伝えたいと思っております。