私は2008年に建築学科に入学し、大学院の修士課程、博士課程の修了まで9年間東北工業大学に在籍し、その後、建築学科の助教として3年間所属した後、米子工業仙台高等専門学校で教鞭を執っています。
研究テーマは、所属していた船木研究室のメインテーマの一つでもある「慣性質量効果を有する液流ダンパーを用いた制振骨組の振動応答特性」でした。内容は、研究室で開発している新しい制振機構の制振効果を実験と解析の両面から検証するものでした。
今は、教育と研究の両立に四苦八苦する毎日ですが、充実した日々を送っています。研究活動では現在も船木先生と共同研究をさせて頂きながら、大学時代からのテーマである『地震に対して安心な建物』に関する研究に従事しています。少しでも研究成果が震災復興の一助に繋がればと思っています。
下の写真は研究室のゼミ風景