鍵屋浩司教授が国土交通省で開催された専門紙記者懇談会で研究成果を報告しました

建築学科の鍵屋浩司教授が、が11月5日(金)に国土交通省で開催された「専門紙記者懇談会」で研究成果を報告しました。以下は報告の概要です。
超高齢社会における避難技術の開発 ~介護ロボットを活用した世界初の避難実験~
 10年後に3人にひとりが65歳以上の高齢者となる超高齢社会に向けて、自力避難困難な要介助者が火災等の災害時に避難しやすくするための技術開発がなお一層求められています。このため、普及が進みつつある介護ロボットに着目し、避難支援用に追加すべき機能や、ロボットが稼働する高齢者施設などの設計指針や避難方法について、メーカーとの共同研究等によって研究開発を進めています。 その一環として、介護ロボットによる避難実験を建築研究所内の施設で実施しました。自力での歩行が困難な要介助者の避難を想定した実験は世界的にも前例がありません。実験の結果、夜間などの介助者が少ない条件下での介護ロボットによる避難への活用可能性を確認しました。
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