建築学部通信Vol.66(6月号)を発行しました

設計課題は前半課題の提出・発表の時期。1年生は初めての作業に戸惑いもあるかと思いますが、コツを覚えて「やる」しかありません。向き合った時間だけ力はつきます。あせらず、じっくりと。2年生は住宅の設計。人の暮らしを思い描き、条件に沿いながら形にしていくことの楽しさや難しさを経験していることでしょう。手描きの表現は個性が出てよいですね。3年生は小学校の課題を終え、図書館の課題に。両施設とも機能を整理しながらまとめ上げる課題。スケジュール管理が大切です。そして4年生は卒業設計のプレ演習となるスタジオ設計課題。建築家が提示した課題を自由な発想でまとめ上げてプレゼンするのは大変だったことでしょう。いずれにも言えることは、設計で大切なことは、上手い下手、良し悪しではありません。その時間、課題に向き合って、格闘しながらもコツコツ積み上げて形にし、まとめ、自分の意志と思いを持って表現し、発表することです。どれだけの時間をかけて調べ、悩み、考え、手を動かしたかで差が出るのです。それらを通して、将来必要となるさまざまな力が養われ、自信もつていきます。

PDFはこちらから:学部通信_66

ページトップへ