中村研究室では青森県弘前市からの受託研究「弘前市仲町伝統的建造物群保存地区防災計画見直し調査」を2021年度から継続して実施しており、その研究成果を報告書としてまとめました。歴史的町並みの保存修景と防災の両立を目的として、中村研究室が伝統木造建築の雪害対策調査を担当したほか、水害対策(生活デザイン学科畠山研究室)、耐震(横浜国立大学)、防火(工学院大学)、防災意識(弘前大学)が連携した学際研究です。歴史的町並みのデザインや価値を継承しながら、防災力を向上させるための総合的な防災計画の調査・提言をまとめています。