建築学部通信Vol.79(7月号)を発行しました

暑い!この7月、仙台で最高気温が30度を超えた日は何日あったか。調べたら17日間でした。私も仙台在住は通算で30年弱ですが記憶にない暑い夏です。30年前の1993年7月は30度超えは0(最高気温が10度台の日が12日!)、20年前の2003年7月は30度超えは1日(最高気温が10度台の日が12日!)、2013年7月は30度超えは4日間。そうそう、仙台の梅雨はヤマセの影響でとても寒かったんです。かつて7月中も梅雨が明けないうちはストーブを付けていた記憶も甦ります。この10年で気候が大きく変わっていることを実感いたします。このような気候に直面すると、建物の遮熱や断熱に興味・関心が自然と向かいますね。昨今の電気代事情もあり、エネルギー効率のいい建築環境をつくること、再生エネルギー、自然エネルギー等をいかに活用しながら環境をつくっていくかは今後の建築では必須の検討事項になっています。環境をうまくコントロールしながら人に快適な居住環境・生活環境を創造することは建築で可能なことです。そのようなことを意識しながら学び、またそのような視点もしっかり入れながら設計課題等に取り組むことも大切でしょう。さて、学生の皆さんは長い夏休みを迎えます。休みの時間を使って心身ともにリフレッシュして下さい。実家に戻って家族や友人との時間、インターンシップ、旅行、バイト、卒論・卒計の調査や準備…充実した時間を過ごしてください!

PDFはこちらから:学部通信_79

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