３月19日に学位授与式が挙行されました。コロナの拡大とともに入学した2020年度生。記念すべき、そして誇るべき建築学部の一期生です。学部生126名・院生13名が晴れて卒業・修了しました。心からお祝い申し上げます。入学直後から入学式も行えず、大学に入構できない時間が長く続きました。オンラインでの講義等、夢見たような、また思うような大学生活が送れなかった世代でした。それでも、それぞれ目標を失わず、与えられた環境の中で、大いに学び、また力を付けて卒業され8,500名を超える建築学科同窓生の一員となりました。本学で身につけた力は建築学の知識や技術だけではなく社会で個性を発揮しながら生きていくための力、社会で人とつながっていくためのコミュニケーション力、物事をやり遂げる遂行力やマネジメント力まで幅広く及ぶと考えています。それぞれの世界で、その力を如何なく発揮して下さい。建築学部一期生として誇りを持って社会にはばたいてくれることを期待しています。さて、多くの卒業生が学び過ごした「５号館」の幕が閉じようとしています。建築学科は６・７号館に引っ越し中。約４年後に、新棟に戻る予定です。与えられた環境や条件の中で精一杯のことをする、これも建築をやる上で大切なことです。新しい学びの環境の中で頑張りましょう！
