これまで建築学科が主に使っていた5号館が、老朽化により解体されるため、建築学科の研究室や教室は6,7号館に移動しています。
5号館に代わる新しい建物が竣工する約4年後には建築学科の機能は新棟に移動するので、6,7号館はそれまでの仮移設先となります。
5号館に隣接する6,7号館は解体工事のため、建物周辺に仮囲いが設置され、建築学科の学生が使う居室は決していい環境ではありません。
そこで、学科の教員・学生が一丸となって環境整備に取り組んでいます。その第一弾として、教室まわりの廊下と学生ラウンジを木質化することとなりました(写真は改修後の学生ラウンジ)。
これにより居住環境が改善され、雰囲気の良い空間をつくる事ができました。授業の合間や昼休み時間、講義が終わった後の時間に、多くの学生たちがくつろいでいる様子が見られるようになりました。環境改善のためのアイデアを考えることも、建築を学ぶ学生にとっていい学びの機会であると思われます。今後も、学生たちに協力してもらいながら、より良い環境をつくりあげていきたいと考えています。(学科長:船木尚己)