建築学科の教室・研究室が入っていた5号館は老朽化のため解体工事がはじまっています。
5号館は1968年の竣工から、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震をはじめ、これまでに多くの地震を経験してきましたが大きな被害もなく、学生の学びの場としての安全を確保してきました。その5号館のシンボルでもあった外付け鉄骨ブレース※1が、一部取り外されています(写真左奥)。
※1:1978年宮城県沖地震の後に、建物の南北の構面に取り付けられた鉄骨のブレース(X型)。地震被害によって失った建物の耐震強度を本来保有すべき性能まで確保するために、本学の川股重也名誉教授らが開発した技術。耐震補強の先駆けとなった事例。