齋藤隆太郎准教授主宰の設計事務所(DOG)と東京大学大月研究室が共同で設計した「都城ハッピーハット」が日経アーキテクチュアのシニア住宅特集に掲載されました。
以下、齋藤隆太郎准教授のコメントです。
宮崎県都城市に、独居高齢女性のためのサポート付き住宅及び地域交流スタジオを設計しました。昨今の開かれた福祉に対し、独居高齢女性という属性から、ある種の「匿い」を前提とした、軸力を受ける構造ルーバー壁が道路からは目線を遮り、住宅からは庭が望める効果を発揮しています。そのルーバー壁が成す外部縁側廊下が、住宅やスタジオをつなぎ、ベンチや花壇等の設えとともに団らんの場所となります。