建築学部通信の編集を石井敏副学長・学部長より引き継ぎ、今月号より私、船木(学科長)が編集を担当させていただくことになりました。創刊以来、石井先生が毎月休まず編集を務め、学科の情報を発信し続けてくださったことに、心より感謝申し上げます。今後はその思いを引き継ぎ、これまで以上に親しみやすく、皆さんにとって有益な内容をお届けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ゴールデンウィークも明け、前期もいよいよ折り返し地点に差しかかりました。1年生は大学生活にも少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。4年生は就職活動や進路選択が本格化しています。今年度も建設・建築業界においては就職内定の早期選考がますます一般化しています。2・3年生の皆さんにとっても、進路や将来の目標について早めに意識を持ち、行動に移していくことが重要な時期です。建築学科では、大学院進学も進路の一つとして定着してきました。特に春季推薦(4年生5月出願)での進学の場合は奨学金の給付があるため、実質的な学費負担が国公立大学よりも軽くなるケースもあります。現在、学科の大学院進学率は約2割ですが、今後は他大学並みの3割を目指しています。6年間かけて建築を深く学ぶという選択肢は、今後ますます一般的なものとなるでしょう。大学院でしか得られない職種や進路、また他大学の大学院生と競いながら目指す設計職など、進学することで開ける道も数多くあります。学科には大学院に進学した先輩も多く在籍していますので、実際の声を聞く機会も活用してください。建築学科公式Instagramでは、在学生サポーターによる投稿がスタートしています。学生ならではの目線で、学科の雰囲気や授業、キャンパスライフの様子などを楽しく発信していきます。ぜひ気軽にフォローして、日々の学びのヒントや、やる気アップにつなげてください。