建築学部建築学科の石井敏教授(副学長)が、国内の建築分野において最も権威ある賞の一つである「2026年 日本建築学会賞(論文)」を受賞しました。
本賞は、日本建築学会が授与するもので、建築分野における学術・技術・芸術の発展に顕著な功績を挙げた研究者に贈られる、我が国最高峰の賞です。
受賞対象となった業績は、21編の論文で構成される「環境行動学的視点に立脚した認知症および要介護高齢者施設の建築計画に関する一連の研究」です。
本研究は、認知症や要介護状態にある高齢者が生活する介護施設(認知症高齢者グループホームや特別養護老人ホーム等)において、空間や物理的環境が生活およびケアの質に与える影響を、環境行動学の視点から実証的に明らかにしたものです。これにより、介護施設の建築計画に関する新たな知見を提示し、「ケア環境の建築計画学」という分野の確立に大きく寄与しました。また本研究成果は、日本の福祉住環境の向上や、高齢者の生活の質の改善にもつながるものとして高く評価され、超高齢社会における持続可能なケア環境の構築に重要な示唆を与えるものです。
なお、贈呈式は2026年5月29日(金)に東京にて開催される予定です。
<関連リンク>
◆一般社団法人日本建築学会:2026年各賞受賞者
◆選考理由書
◆業績紹介1
◆業績紹介2