工大サミット連携PBL(広島宮島町の保存と活用)に本学の学生4名が参加しました

工大サミット参加8大学による課題解決提案を目的とした実習が開催され、本学の学生4名が参加しました。

本年度は広島県宮島にて「宮島町家の保存と活用」をテーマに課題発見編(8月)・解決提案編(9月)の2回の実習が行われました。

それぞれ2日間のプログラムで全国各地の工大生がミックスされた班に分かれて町並み調査を行い、その後の討論を経て、発表会を行うという流れでした。

本学学生も積極的に発言・作業をしているようで、とても頼もしく見えました。

 

宮島での集合写真

 

宮島まち歩きの様子/現地での発表の様子(建築学科・伊藤くん)

同県竹原にて

 

以下は参加した学生のコメントです。
(建築学科3年/伊藤裕紀)今回、広島県宮島で行われた工大連携サミットに参加させていただきました。他大学と交流できる時間は今まで無かったため有意義な時間になりました。宮島の町屋を実際に歩いて、建物と建物の間にある路地が多く点在している事が印象に残っています。宮島の町内にある大きい通りをつないでいる路地は、住民しか通らないような暗く狭い所や観光客も通るような明るく広い所、店舗の飲食スペースとして座席が置かれて人が溜まっている所などがあり、多くの表情を見ることができました。
(建築学科3年/大子田菜々生)瀬戸内海の青い海と空。宮島の深い緑の木々と町屋の風景。厳島神社の朱色の大鳥居‥‥が工事足場で囲まれた姿。今回の工大サミットで私が見てきた光景の一部です。
厳島、観光の地であると考えていた「宮島」からこの工大サミットを通してその土地の問題に目を向けるきっかけを得られたと思っています。
地元の方へ声をかけ、情報を集め、解決策を見つけ出すことはこのサミットでしか得られない経験でした。
また、大学、学部、学年の垣根を越えて一つの課題に取り組んだこの機会は今後自らの学びを深めていく中で重要な役割をもたらすことになると確信しています。
ありがとうございました!

(生活デザイン学科3年/土川茉寛)事前調査では分からない、仙台とは異なる暑さや町並みを肌で感じながら学ぶことが出来てとても感動しました。また、インタビューや話し合いを通して他地域の人たちと直接関わる機会ができて嬉しかったです。この経験を忘れずに地元地域に関わっていきたいです。この度は素敵な経験をさせていただきありがとうございました。
生活デザイン学科3年/安田亜乃ん)今までコンセプトメイクに重点を置いていなかったので、他大学の人たちのプランの進め方にとても刺激を受けました。自分の大学、自分の地方に住んでいては知り得ない建築についての情報や同じ学生が挑戦しているものを身近に感じられる貴重な機会でした。建築に対してのモチベ爆上がりで建築学生としての転機になりました。

 

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