SDGsへの取り組み

研究分野

地震後も安全で安心して使える建物をつくる

畑中 友 講師
HATANAKA Tomoyuki
畑中 友
畑中 友
HATANAKA Tomoyuki

技術の発達によって近い将来発生が予想される大規模地震では、その被害が想定され防災減災のための呼びかけが行われています。しかし、地震がいつ、どこで発生するかまで予想することはまだまだ難しいことです。地震後も安全で安心して生活するためには過去の地震から学び、備えることが大切です。

日本ではこれまでたくさんの地震を経験し多くの被害を受けてきました。地震発生時の被害だけでなく、1923年に発生した関東大震災では火災、1995年に発生した阪神淡路大震災では家屋の倒壊、2011年に発生した東日本大震災では津波により多くの人的被害が発生しています。災害による被害を減らすためには、災害発生時だけでなく発生後の建物の安全性や機能維持が大切です。

本研究室では、振動台を使った建物の加振試験やシミュレーション解析を用いて地震に対する建物の構造特性の把握や損傷を抑制するための研究を行っています。木造建物を対象としたセミアクティブ制振装置の開発研究や、木造建築物接合部の振動応特性の把握に関する研究を通じて地震直後の建物の倒壊を防ぐことに加え、地震後でも安全で安心して使える建物を目指して研究を進めます。

畑中 友

PROFILE

地震などの災害で被害を減らすためには、災害発生時だけでなく発生後の建物の安全性や機能維持が大切です。実験や解析、防災教育を通じて災害後も安全で安心して使うことのできる建物を目指し、様々な課題に一緒に取り組んでみませんか。

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