たちどまって携帯電話を見る時、カフェで席を探す時、私たちは空間がもたらす居心地の良さや他人との距離感を無意識のうちに読み取りながら行動しています。本研究室では、個々人の身体から派生する感覚や人と人との領域感、関係性まで考えを巡らせながら、建築・インテリアを中心とした実践的な設計に取り組んでいきます。
設計は一人で行うのではなく、構造・設備設計者はじめ、照明・家具・テキスタイル・ランドスケープなどのデザイナー、研究者など、各分野の専門家の知見を統合していく作業でもあります。地域・社会における人びとの居場所や空間についてのリサーチと実践を伴った、開かれた建築設計を展開していきます。
身体から拡張する建築・地域・社会の関係性をデザインする
錦織 真也 准教授
NISHIKORI Maya
錦織 真也
NISHIKORI Maya
MESSAGE
自分が経験してきたこと、身の回りのあらゆることが学びとなるところに、建築の学問としての懐の深さ・魅力を感じています。学生のみなさんとも私自身が感じている建築のおもしろさややりがいを共有することができればと思います。
担当科目
建築概論
インテリアデザイン
建築設計Ⅲ
建築造形