【研究概要】
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人間と環境とのかかわりを探る
高齢期における居住のあり方と暮らしを支える環境を考える
建築計画学の視点から、高齢期、特に要介護期の暮らしを支える居住施設と
その環境のあり方を探ることが大きなテーマです。
そこに関わる高齢者の介護施設や住宅、関連サービス施設を対象としています。
人と環境との関わりを見つめながら、その中での物理的環境の役割と可能性を明らかにし、
研究を通して生活・建築・介護・制度をつなぐ橋渡しがしたいと考えています。
自身の研究を遂行する上で常に根底にあることは、
「『豊かさ』」とは何か」という問いかけであり、その追究こそが研究の大きな目標です。
「豊かさ」の保障には、人の暮らしを支える「場」や「空間」のあり方が大きな影響を及ぼしていると考えられますし、
その質の向上は欠かせないことだと信じています。
またそれを学術的に立証することが研究者としての使命だと考えています。
これからの社会、地域、住宅・施設のあり方を考え、
その環境の質的向上に少しでも研究が役に立てばと思っています。
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